IoTの新しいマネタイズケーススタディ:Nokia ”sensor-as-a-service”
通信インフラ設備を製造・販売するNokiaは、IoTネットワークに対応した「sensor-as-a-service」のサービスを提供すると発表した。
サービスの流れとしてはNokia(IoTネットワーク設備)→移動体通信事業者(データ処理・分析)→政府・地方自治体(公共オープンデータの整備)という流れだ。
このサービス提供の背景には、移動体通信事業者(MNO)がスマートフォン普及が成熟に伴い新たな収益源を模索していたこと、政府・地方自治体が都市のデジタル戦略の一環としてスマートシティプロジェクトを推進する上で、スマートカーやドローン向けに交通状況や天候情報などのデータを整備する必要があったことが挙げられる。
NokiaはIoTに対応したゲートウェイとセンサーを設置してデータを取得し、Microsoft AzureやAmazon Web Services (AWS)等のプライベートクラウドへ蓄積する。
詳細はバルセロナで開催されるMobile World Congressにて発表されるが、IoT市場において新しいサービス、彼らの言う”sensor-as-a-service”を今後は推し進めていく予定だ。
出所)Network World IoT: Sensor-as-a-service, run by blockchain, is coming | Network World